No.03 カウンセラー

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  同時刻 彪兎は6人でカラオケに向かっていた。 学校を出て徒歩10分程度の距離に目的のカラオケボックスはある。 「そう言えば、最近ナナコちゃんと仲悪いみたいじゃん」 先程の女子高生、チサに菊池は尋ねた。 「聞いてよ!!アイツさぁユカコの彼氏取ったんだよ。信じらんなくない」 「彼氏ってだれ」 「池田じゃん」 他の男女がそう答える。 「しかも遊びみたいな態度でかなりムカツク」 彪兎は興味も無かったが、女子高生のやり取りや友人はどこか狂気じみていると感じていた。 「チサが言うなよ。年中遊んでるようならヤツがさ」 「わーお。アヤト今日毒舌じゃない」 その後カラオケに向かい。彪兎の1日は何事もなく終わった。  
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