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もちろん俺は即OKの返事を返した。
付き合う...なんて初めてな俺。
超チェリーボーイ。
「俊也。はいっ!」
ある日の帰り道、俺は麗奈にこう言われた。
手を差し延べながら。
「...?どうしたの俊也?」
握っていいものか、
悩んでしまう。
今までなら簡単に触れていた手。
こう、
彼女とかいうものになると、
気恥ずかしい。
「もぅ、俊也照れてるの?」
麗奈は半ば強引に俺の手を取った。
すると、
麗奈の細い指がするりと絡まる。
「!?」
俺が驚いて目を見開きながら麗奈を見ると、
少し頬をピンクに染めながら
俺に笑顔を向けていた。
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