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買い物から家に帰り、グースカ寝ているシンノスケを見た。
この腐れニートが。
ヨダレ垂らしてるし、最近起きてる時より、寝ているか寝起きしか見ていない気がする。
この睡眠野郎がライオン?
ウチの人生を救う?
んな訳ねえべ。
そんな事を考えていると、ウチが働いているキャバクラの代表から電話がかかってきた。
てっきり店に出勤しろというものかと思ったら、ベロベロに酔って、ウチと会いたいとか言っている。
代表とは最近、店の外でよく遊ぶ。
ウチのことを気に入っているのは知っていた。
典型的な、色管理かもしれないけど。
今は退屈しない代表との時間を、ウチは求めている。
電話を切った後、一度着信履歴を見て、寝ているシンノスケを見た後。
代表と会いに行くことにした。
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