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俺の名前はアタル。25歳童貞ニート。
知ってる?童貞のまま30歳になったら魔法使いになるんだぜ?
現実の女になんて俺は興味ない。
俺の興味は2次元だけだ。
現実の女はテラウザス。
今日もパソコンで、MADの制作に取り組んでいたら突然ドアが開いた。
「アタル!あんたたまには外出なさいよ!」
母親じゃない。幼馴染みのマリアだ。
22歳歯科助手で、一般的には可愛いし巨乳でモテる女だが、俺にとってはうるさい幼馴染み。
ちなみに俺の家の事情で、マリアは時々俺の家に飯を作りに来てくれている。
まあ血の繋がらない姉貴みたいなものだ。
「ノックくらいするアマス!」
俺が何回そう言っても、マリアはノックしない。
それどころかズカズカと俺の部屋に入ってきて、パソコンを覗きこんできた。
「あー!またエッチなサイト見てるんでしょー?」
「な!ち ちげえよ!」
「あやしー そんなんだから彼女いない歴25年なんだよ」
「お 俺の良さに気付く女がいないだけだ!」
「あたしは知ってるのに」
「ん?なんか言ったか?」
「ううん なんでもない」
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