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「えへへー!」
マリアは脱いだブラジャーを部屋のすみに投げ、俺に猫のように近付いてくる。
開いた胸元から、今にもマリアのホットアップルパイがポロリと朝マックしそうだ。
「うわ!酒くさ!やめろ!」
嫌がる俺に、マリアは抱きついてきやがった。
俺が抵抗しても、マリアは離れようとしない。
マリアから離れようとした拍子に、2人でその場に倒れ込んでしまった。
視界の外れの時計はAM5:30。
マリアの頭が俺の顔の横にある。
俺の頬が、マリアの耳に当たっている。
不意に、俺の耳元でマリアがささやいた。
「いーじゃん もう少し このまま」
どんな声優よりも、たまんなく可愛い声だな。
マリアはそのまま話し続ける。
「今日 合コン行って来たんだけどさ いい人いなかったよ」
「こんなに飲む女 男も嫌がるだろ」
俺の嫌みにマリアは、そうかもと言ってクスクスと笑う。
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