儚い夢、散るは僕

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 でも、僕は思う。  夢を見ている時が一番輝けているんだ、と。  夢を現実にするために努力をし、夢を現実にする。  夢を現実にしたら人は――僕は何を道しるべにして生きていけばいい?  だから、僕はある意味幸せなのかもしれない。  夢を夢で終わらせ、夢見て死ねるのだから。  苦しい苦しい現実と反比例するかのような僕の夢。  どんなに願っても頼んでも一生叶うはずが無い夢。  それが僕の夢。
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