儚い夢、散るは僕

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 もうすぐやってくる終わりに僕は怯える。  もう決心はしたはずなのに、終わりが近づくにつれて僕の決心が揺れる。  揺れる、なんていう表現は生易しいかもしれない。  揺れる、と言うよりは決心したものが恐怖によって砕かれ、潰され、木っ端微塵にされていく。  苦しい苦しい現実に比例していくように僕の恐怖が上乗せされていく。  夢が現実になればいいのに。  何で僕が。  誰か代わりになってくれ。  汚い汚い醜い醜い押し込めたはずの気持ちが僕を蝕む。
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