第2章 俺と暗闇の少女

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さあ着きました人界 見渡す限りの木、木、木 ここが魔障の森か 何でも人界の中でも特殊な場所らしく 最も空間が魔界に近い所らしい 魔界から移動すると必ずここにでる つまり[門ーゲートー]が此処にある 魔界に帰るにもここからになる たしか危険地域ランクSだったかな? 魔物と呼ばれるモンスターのクラスも高いと噂がある 魔界から此処に来て人里に出る前に死ぬ奴も少なくないと聞いている とりあえず魔界で入手した地図を開き ここから1番近くてでかい街はっと 城下町アステア この大陸で1番でかい街か とりあえず此処に拠点を置くか まずは寝床の確保とギルド登録だな 近い、、、ねぇ、、、 地図を見る限りここはこの大陸の最南端 対して街は中心部 大体南方は森や山脈に囲まれ まだ手がつけられて無いと、、、 こいつの出番だな 俺は懐から紅いビー玉サイズの球を取り出しそれを地に投げる バキッと割れるやいなや 落下した地点に魔法陣が形成され 閃光とともに姿を現したのは 体長こそ小さいが深紅の鱗を持つ 魔界の上位飛竜 [クリムゾンロード] 俺が使ったのは簡易召喚珠 使い捨てタイプの物だ 召喚時間は約12時間 それを過ぎると魔界に転移される 最初の移動用の為だけに これだけを1つ持って来た俺は飛竜に跨り ヨロシクっと頭を叩くと それに応えた飛竜は大空へと 飛び立った 「楽ちん楽ちん」 空の旅を楽しむかー
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