第2章 俺と暗闇の少女

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「しゃー!!ここがアステアか」 人々で溢れ活気ある大通り 見渡す限り屋台がずらっと正面に いいねぇっと考えていると 隣から元気のいい声でおばちゃんに呼ばれた 「旅人かい?」 「おう、初めまして」 オバチャンの屋台には様々な果実がいっぱいに並んでいて あ、あの赤いの美味しそう 「やっぱりかい、此処はいい街だよ なにすぐになれるさ、ほらっ」 っとさっきから見ていた赤い果実を投げ渡されそれを口に含むと シャリッとした食感の後にふわっと甘味のある味 う、、、うまひ 「とりあえず此処に住む予定でさ、借家を借りるなら何処に行けばいい?後ギルド」 「あぁ借家なら城に行けばいいよ、此処は住民の登録は城で行うから。ギルドならこの街には3つあって全部大通りにあるから」 なるほどっと代金を払おうと懐に手を入れるがオバチャンに「何此処に住むんだろ?今回はサービス、またご贔屓に」 と言われた 「また顔だすよ、ありがとね」 っと人ごみの中に足を進めた とりあえず一文無しの俺はまずギルドへ 「青薔薇ーブルーローズー」 「赤鬼ーレッドオーガー」 「緑鳥ーグリーンバードー」 がこの街あるギルドでギルド登録は何処でしても同じ、只依頼を受ける場所が変わるだけだ だから登録さえ済んでしまえば 基本この大陸なら何処でもクエストを受けれる訳だ、てなわけで1番近い青薔薇へ シックな木造の酒場で中に入ると様々な武器を携えた猛者達がおもいおもいに寛いでいた 俺はカウンターに行くが誰も居らず、辺りを見渡すがやはりそれっぽい人がいない 受付け台の上にある呼び出しベルを押すと チリーンと響く音と共に奥にある階段から ドタドタとけたたましい音がし1人の茶髪の女性が降りて来た 「ふ、ふいません、昼食をたへてて」 かなり急いで来たのか未だに口に何か入っているまま喋る 「いいですよ別に、ギルド登録をしたいんだけど」 「あっすいません、じゃあ、これに記入お願い致します」 と微笑みながら紙を渡され 書き終わりましたら奥にお願い致します、そこで測定しますのでっとまた奥に消えていった
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