第2章 俺と暗闇の少女

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ケインに連れられ訓練場に付くとそこには各々練習に励む兵士達の姿が その内の1人がこちらに気づくと大きな声で号令を掛けた 「第!6部隊!整列!!」 その掛け声と共に此方を見てずらっと整列する 視線が痛い、、、 「おう、お前ら!明日から講師として合流するルークだ。今城内で噂のガイアが認めた旅人の」 途端に兵士達から「おぉー」と声が上り ちらちらと 「あのガイア様に認められた」やら 「リーシャ様とも仲がいいらしいぞ?」 や「てか、噂じゃリーシャ様と出来てるらしい」 「あら美味しそう」 等と声が聞こえる ちょっ、最後に聞こえたの誰だよ 「おら!黙れ!!明日から後で呼ぶ奴はルークについて訓練だ。散れ散れ!練習再開!!」 のケインの声により蜘蛛の子を散らすようにバラバラに 「何?弓闘士の部隊を作る訳か」 「ああ、第六部隊の中に弓闘士の部隊を作ることになった、試しにうちの手練を何人か付けるから鍛えてやってくれ」 「なるほどねぇ、相当キツいぞ?」 ケインはニヤリと笑い 「うちにはヤワな奴はいねぇよ」 「りょーかい、じゃ、また明日此処で」 ふっと笑いこの場所を後にしようとした時後ろから 「あ、そうそう」 振り返ると真剣な顔のケイン 何だ? 「さっき見えたんだが今日のリーシャたんのパンツは水色だった、どう思う、あ、、」 どうもこうも、本人の自由だろ、、 つか真顔で聞いてくんなよ 「ふーん、可愛い色の付けん「ルーク、、、」」 のなっと言い切る前に後ろからとてつもない殺気が当たる 振り向くな、向くんじゃないルーク、、 命が惜しければそのままダッシュで逃げるんだ 目を瞑りそう言い聞かせるも俺の体は動かなかった、、 ケイン、、そう思い目を開けるとそこにはケインはもう居なかった 「ふ、ふざけんなー!」 「ケインとなかなかに楽しい話をしていたようだな」 「いやー、リーシャさん。俺はお似合いだと思いますよ、、、さらばっ」 「おい!まて!!」 ケインめ、、、明日覚えてろよ 俺は魔力を足に練り その場を消えるように姿を消した
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