生徒会役員

4/7
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
体育館には既に全校生徒の大半が整列していた。 それから三分後には全校生徒が着席している状態だった。 成人「なぁ、この学校の生徒って結構優秀だよな。」 緋乃瀬「3年になって言う台詞じゃないけどな、そしてお前と比べたら、誰もが優秀だ。アウストラロピテクスの方がまだ賢いぜ。」 成人「なんだその例え!」 会長『あー、あー。これから全校集会を始めまーす!』 いつの間にか、会長がマイクに向かっていた。 会長『えっと、みんなを集めたのは他でもなくお昼休みの放送についてだよ!』 こんな幼稚っぽい喋り方でもヤジを飛ばす者はいない。 それどころかシンと静まり返っている。 さすが会長といったところだ。 会長『引っ越した、まさしくんのことは知ってるよね?』 成人「まさしくん?」 緋乃瀬「放送聞いてなかったのか、書記だよ。バカ。」 成人「あーそうだった。」 最後の一言に反応しないあたり、バカの自覚が出てきたようだ。 緋乃瀬「反応しないあたりがバカなのかもな。」 成人「は?」 緋乃瀬の独り言に反応する成人。 会長『それで、そのまさしくんの代わりを、後に決めようと思います!』 この言葉には多少ざわつく。 会長『静粛に~』 シーン。 会長『では説明するね♪』 この辺りは尊敬する辺りだろう。 会長『選挙っていっても、悪いけど、みんなにチャンスがある訳じゃないんだ。書記だしね!』 頭は最低限必要ということだろう。 会長『既に生徒の中から、ある程度推薦しときました!その推薦された中から選挙を行おうと思います!』 また多少ざわつく。 会長『それじゃあみんな、ひとまずそれぞれの教室に戻ってね♪先生達には既に推薦者が書いてある表を渡してあるから!』 そんな訳で全校集会は終わった。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!