始まり、始まり☆

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そこまで視察するのに5秒くらいかかった。 お互い黙って見つめあっていた。 正直気まずいから何か言わなくては、と思った瞬間、少女のかわいらしい薄ピンクの小さな唇が動いた。 ………なに言ってるのか聞き取れませんでした。サーセンwww 「おい小僧」 「!?」 時代錯誤っつーか最早ファンタジーの世界から来たの?という感じの少女が今度ははっきり聞こえる声で話しかけてきた。 てか小僧って!あなた私より年下でしょう!! そう思いましたが、あまりにも迫力のある表情と低い声。 ぼくちんは何もいえませんでした。ヘタレですww 「私は聖母マリア様からの命令でここに来た。お前と協力して魔王を倒せ、とな。」 「はい?えーとそのあの」 「黙って聞け。お前には素質があるらしい。」 突然よくわからないことを喋りだした少女。 やべぇこいつ究極のDQN?魔王の次にすごい感じ? と思ったので止めようとしたら逆に止められたよね。
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