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「さっきお母さんから電話があって、もし双子さんがよかったらお夕飯食べに来ないかって……」
「あら、いいの?」
「うん、二人さえ良ければ」
「お姉ちゃん、お言葉に甘えようよ(^^)」
「そうね、おばさんのご飯美味しいからね(^^)」
お母さんのご飯、お菓子はとても美味しいと評判だ
私も自信を持って自慢できる
どうでもいいのだが、お母さんがおばさんと呼ばれるのはちょっと悲しい
息子が言うのもなんだが、お母さんはおばさんというよりお姉さん、というぐらい綺麗だ
マザコンではない
勘違いはよされよ
「今日はキムチ鍋だって言ってたんだけど……苦手なものとかある?」
「大丈夫よ(^^)」
「大丈夫です(^^)」
同い年の私が言うのもなんだけど、好き嫌いが無くて偉い
友コンではない
勘違いはよされよ
友コンって何だよという苦情は受け付けない
かという私も好き嫌いはない
中学生時代にとんでもない男がいたから、少し双子を誉めたくなっただけだ
ガチャ
「ただいま帰りました」
「おっ帰り~(^^)」
夕凪姉はいつも何をしているのか
それは
一応大学生をしている
しかし、私が家にいるときは確実にお姉ちゃんも家にいる
謎多き姉だ
「おやおや、可愛い服だね、買ってきたの?」
「う、うん……双子さんに選んでもらって////」
「……双子ちゃん、ありがとうね~、さぁさぁあがって~(^^)」
「お邪魔します」
「お邪魔します」
修羅場はここからだった
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