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「……姫雛、どうしようか」
「この場を回避できるならいいんじゃない……?」
「私達には何の得もないですよ……?」
「……仕方ないよ」
竹野め
なんて奴だ
「分かったよ、紹介すればいいんだね?」
「おうよ(^^)」
「そうするよ、じゃあね」
「まてまて、連絡先を……」
かわしきれなかった
抜け目がないな
なんだかんだ言って
紹介すると約束したら去っていった竹野
変な奴だ
「ただいま~」
「ただいま帰りました」
「お邪魔します……」
ただいまとは言えなかった
訳もあるし
すぐにここを出るし
「優君お帰り(^^)」
「あ……ふ、二三四さん……////」
「一日中歩き回って疲れたでしょ、お風呂入ってきたら?」
「へ?あ……は、はははい」
分かりやすい動揺
動揺してる自分でも分かる
分かりやすすぎてさらに恥ずかしくなる
「ほら、優、部屋に戻るわよ?」
「お姉ちゃん、私達明日の荷物まとめないといけないの……」
「あ、そっか、ごめんね~」
「あ……」
この時に限り
双子を恨んだら
私のオアシスを奪っていったのだから
ガチャン
「ふう……疲れた」
「そうだね……」
「うん……」
帰りに会った変人のせい
「ふう……」
「よいしょ……」
「……ちょ、ちょちょちょ!」
二人は私の前で服を脱ぎ始めた
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