私は女の子!

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「細かい説明とか、君への対応は後でね(^^)」 「は、はい」 「さっきの双子ちゃんと同じ部屋にしてあげるから安心しなよ(^^)」 「え?いいんですか?」 「4人部屋だから、後一人は知らない人になっちゃうけど……ね?(^^)」 可愛い 同じ部屋なのはありがたい 今は双子と校長先生しか味方がいないのだから 「いちおー聞いておくけど……」 「……」 「覚悟は出来てる?」 正直、3年間やっていける自信がない 凪沙ちゃんと会ったらどうする? 男だとバレたらどうする? どうしようもない 流れに身を任せるしかないんだ 「覚悟は出来てないですけど……頑張るしかないですから……」 「……よし、校門行こっか(^^)」 ガチャ 校長先生がよちよち歩いている 私が加減をしないと抜かしてしまいそうだ 「もう誰かにあったの?」 「えっと……教頭の材月先生に」 「あぁ、ロリコンね」 聞き間違えではないだろうか きっとそうだ きっとウリボウとかポ○モンとかクレーターとかオリコンとか そこらへんを聞き間違えたんだ 全部教頭先生に当てはまらないのは気のせいだろうか 「あ……あの、今、なんと……」 「もう誰かにあったの?」 「そこじゃなくて……」 「こーちょーです(^^)」 「戻りすぎです……」 「ロリコン?」 「そ、それです」 「材月はロリコンだから君も気を付けてね?」 気を付けろって ロリコンを高校に野放しにしていいのだろうか 「な……何でロリコンって言われてるんですか?」 「いつもこーちょーにペタペタしてくるんだもん」 「……」 「この前敷地外に材月と買い物にいったら、小学生誘拐しようとしてたし」 「……」 「14歳以上は老婆だって言ってたし」
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