私は女の子!

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まぁ、誰にだって苦手な人はいる そういうものだろう 「ここ……かな」 「そうね、205って書いてるし」 「……もう、ネームプレート入ってますね」 古河優 源姫雛 源莉菜 風間美景 ? 風間美景 かざま……みけい? びけい? 名前にしては不自然な感じだ ちなみに美景とは 美しい景色のこと それよりも、私は本名で入学して良かったのだろうか 優という名前は女の子として通るのだろうか 「……入ってみる?」 「そ、そうだね」 「風間さん、いるのかな……」 ガチャ 「……なんだ、先に準備終わって行っちゃったみたい」 「ちょっとガッカリです……」 「私はホッとしたけど……」 風間さん、どんな人なんだろう 少し気になってしまう 体育館裏に二人がいた 「にゃんちゃん」 「喜屋武……おはよう」 「にゃんちゃんどうしたの?」 「朝っぱらから後輩に無視されちゃった……」 「だから元気無いんだ、喜屋武はね、棒にあたりかはずれって書いてあるアイス買ったら『あれ』って書いてあってハッピーだよ(^^)」 「脱字誤字誤植ってレベルじゃないわね……」 「にゃんちゃんはどうして後輩に避けられるのかな~」 「喜屋武はどうして後輩にモテモテなのかな……」 二人は友達 風紀委員の新山千春 新山 にいや にゃん にゃんちゃんと呼ばれている 何故か後輩に避けられる 喜屋武蘭 新山の友達でハッピーな小娘 ニックネームは特にない 後輩にモテモテ
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