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『わかった!!じゃあまた帰りなぁ』
そう言うと紗紀は足早に教室へと向かった。
真菜も教室へと向かった。
教室につくとみんなもう席についていた。
『遅れてすみません!!』
軽く頭を下げる真菜。
『それじゃぁ皆さんお早うございます。』
担任の米山 有紀先生が号令をかける。
真菜は教室の窓際の一番奥の一つ前の席へ座る。
『それでは皆さん楽しい高校生活にしましょうね』
担任が教室から出ていくと教室はワイワイしたムードに。
『もぉグループとかできてるやん。早く学校きたらよかったなぁ。』
窓の外の風景を見ながらため息をつく真菜。すると後ろから
『なぁなぁ。』
ハッとなりびっくりした声で返事をする真菜。
『なにびっくりしてるん!?あたし〇中からきた坂田愛里ってゆうねん。仲良くしてや!!』
『こちらこそよろしく!!あたしは本田真菜ってゆうねん。真菜って呼んでや』
前を向きながら体をねじって後ろを見ていた体制からイスを後ろへ向け愛里へと整体する。
愛里は背が高くサラサラした髪の毛が印象的だ。スタイルも良くモデルの用だ。
そこからは二人で中学の話、部活の話。特に恋愛の話は盛り上がった。恋愛経験のないあたしは聞いているだけだけど(笑)
授業も終わり帰る支度をする真菜。すると愛里が
『ちょっとサイゼ寄って行かん?語ろぉ~やぁ!!』
カバンに荷物を詰め込みながら愛里が話かける。
『いいで!!でも中学からの友達の紗紀もおんで』
『いいで!!そしたら決まり。』
二人は教室を出て門へと向かった。すると紗紀がもう門で待っていた。
『終わるん遅い~。サイゼやんなぁ?学校から近いとかいいなぁ』
紗紀が嬉しそうに言う。
『それじゃぁ行こかぁ』
三人は少し歩いてサイゼについた。少し歩いている間に愛里と紗紀も仲良くなり三人で盛り上がっていた。
『何注文する~?』
愛里がメニューを二人に渡す。
『もちろんドリンクバー。んでドリンクバーのみでずっとおんねん』
紗紀が言うと二人は声をそろえて
『賛成~』
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