第四章 久々の来店

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2  玄関の方に行くと、見覚えのある顔が2つありました。あの双子のようです。 「おはようございます」  と大きな声で挨拶した彼女たちは、キャンディにペコリと頭を下げました。キャンディもつられて頭を下げました。そしてキャンディは、2人の前に立ち、カウンターの方に案内しました。 「今日は、2人で来たの?」  とキャンディが聞くと、双子は首を振り、 「剛志さんと待ち合わせしているんです」  と教えてくれました。2人の顔は清々しい顔をしています。何か知らない所でうまく言ってるんだなって、この時、キャンディは思ったようですけど。
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