第四章 久々の来店

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 チリンチリン。  不意に玄関の方から音が聞こえました。 「きっと剛志さんだわ」  双子の1人がいいました。剛志さんが来て、とっても嬉しかったのでしょう。2人してニコッと笑って、見つめ合っています。  そして、キャンディの所に歩み寄りました。 「私たちが行きます」  2人仲良く、歩いていきます。  キャンディは何が何だかさっぱりわからない様子でした。けれ ど、客の相手は双子に任せることにしました。キャンディはトーマスのいる厨房に行くことしたのです。 4  厨房に行くとトーマスは、ウーンウーンと、メニューに苦戦しているようでした。呆れたキャンディは、ポケットからあるものを取り出して、トーマスに見せまし た。
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