-運命の悪戯-

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一「…しょうがないな、俺は先に戻って副長達に知らせてこよう」 そう言い残し、一は屯所に戻る。 総司は軽々と女の子を横抱きにして歩き出す。 基本、他人には興味のない総司。しかも苦手な女を助けようなんて思いもしないだろう。 そんな自分の行動を不思議に思いながらふと闇夜に浮かぶ月を見上げて屯所に向かう。
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