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廊下を歩きながら、中庭らしき所に目を向けると男達が竹刀を持って素振りをしている。
剣道場か何かなのかと思いながらついていく。
ふと総司が立ち止まったので自然と足が止まる。
特に部屋に着いた訳でもなさそうだったので、どうしたのだろうと思い首を傾げると
クルリとこちらに体を向けた。
総司「そういえば自己紹介がまだだったね。僕は沖田総司です。」
よろしくと言ったときの笑顔には敵意を感じなかった。
綾乃「私は矢上綾乃です。」
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