12人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
廊下の先を見ると漆黒の結った長い髪の男が眉間に皺を寄せて仁王立ちでた立っていた。
総司「何ですか土方さん、折角良いところだったのに」
総司は膨れながら体を離す。
土方「良いところじゃねー!!!!!幹部連中全員集まってるのにテメェは何してやがんだっ!!」
総司を大声で怒鳴ると床に座り込む綾乃を睨みつける。
土方「おめぇもんなとこに座ってないでさっさと歩け!!」
綾乃「はいっ!!」
危機感を感じてさっと立ち上がると後について行く。
総司の横を通り過ぎようとすると肩に手を掛けられて、耳元で囁かれる。
綾乃「ちょっ////」
頬を真っ赤にしながら気づかずに先を行く土方を追いかける。
総司「くくっ」
と喉を鳴らして総司も2人の後を追う。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(沖田さんってばなんて事言うのよ!!/////)
綾乃は赤くなった頬を冷やそうと掌で挟む。
『この続きはまた後でね』
総司に囁かれたことを思い出してまた頬を染める。
最初のコメントを投稿しよう!