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-出会い-
嫌…1人にしないで
光のない闇に沈んでいく、まるで底無し沼のように…。
誰か助けて!!
?「…ねぇ、大丈夫!?」
声が聞こえる方から光が差す。
光が差す場所へ手を伸ばす
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
綾乃「…ん」
目を覚ますと、目の前にあるのは古びた木の天井。
綾乃は寝起きの脳を動かして自分が今置かれている状況を把握しようとする。
?「あっ!!目が覚めたんだね、良かったぁ。君3日間も眠ってたんだよ?お医者さんにも、もう駄目かもしれないって言われてて…でも本当に良かった。」
自分が寝かされている布団の横にいたと思われるまるで女性のように美しい男が視界に顔を出して、一気に話しだす。
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