前書き

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ハロー。この世界の皆さん。 今日も生きてますか? 死んでいるもしくは死にかけているという方がいらっしゃったらごめんなさい。 僕は生きています。 ただ少し困ったことになってます。 気になる? ならない? ならないという方はお引き取りを。 今から僕が綴る物語は、ただ僕が回りの状況に合わせて好き勝手文句を言うだけの物語だ。 こんな物語を本屋で見つけたら僕は出版社ともども本屋に苦情をいれるね。 だから興味がない方には拷問以外の何物でもない。 僕自身としては勿論聞いてほしいわけだけど、苦痛を強いるわけにはいかないからさ。 いつでも愛想尽かしてくれて結構だ。 ああ、あと期待されないように先に言っておくけど、この物語では大どんでん返しや伏線回収、叙述トリックは使わない。 それどころか落ちすらない。 後で文句を言われても困るからね、先手を打たせてもらう。 先にも書いた通り、この物語は僕が好き勝手に嘯くだけなんだから。 それでもいいという方。 ようこそ僕の物語へ。
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