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どんなにあの日あの時に戻れたらと思っても、それは無理で。
自分の馬鹿さ加減に吐き気がして…
幸せであるという事実に気づかなかった。
苦しめてた。
それすら気づかなくて。
傲慢な私に、"好き"と言ってくれる人はもういない。
一生で一度の人だった。
離したくないと強く握り締めすぎて、逆に壊した。
不器用な私。
きっと先に好きになったのは私のほう。
素直じゃないから反対のことを言う。
"嫌い"
そう言った時からきっと始まってた。
"大嫌い"
もう自分の気持ちに気づいてた。
"好き"からは始まらない、素直じゃない人間の恋。
大好きだから大嫌いって言う。
追いかけてほしいから離れるって言う。
別れたくないから別れるって言う。
それを繰り返してたら、ほんとにいなくなっちゃった。
気づいた時にはもう遅い。
一人で過ごす時間は1時間が1日みたいに長い。
辛くて辛くて夜も眠れない。
でも今は信じて待つしかない。
"ただいま"の言葉が聞こえるまで、いつまでもここで待ってる。
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