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千秋
『ただいま』
夏奈
『おかえり』
夏奈
『っていうかアレだな。お前は早く帰って私の遊び相手をするべきだ。こんな時間まで、どこほっつき歩いてたんだ、この野郎』
千秋
『勝手な理屈を並べた上この野郎か。これはもうアレだな。…宿題をしよう』
夏奈
『ごめんなさい遊んでくださいヒマなんです私!!』
千秋
『ヒマっておまえ…晩ごはんの用意があるだろう』
夏奈
『えっ』
春香
『今日は帰り遅くなるから、晩ごはんお願いね』
千秋
『春香姉さま、言ってただろう』
夏奈
『ああ…そうか』
夏奈、千秋の袖を引っ張る。
夏奈
『手伝って千秋さま』
千秋
『宿題を片付けたい』
夏奈
『私の料理の腕を知ってるでしょう?今、私を見放したらどうなるか…。宿題を終えていい感じに空腹のおまえを、かつてない一皿が襲うぞぉ。なんなら、おかわりもあるぞぉ。全部飲み込んでもらうよぉー、うふふふふふふふふふ』
夏奈
『だから手伝って』
千秋
『う…』
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