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何となく悲しいとか 地割れみたいに深まっていく疼きは
他人(ﾋﾄ)の干渉(て)なんかじゃ治せないほど 壊れてるんだ
ﾘﾋﾟｰﾄするﾓﾉｸﾛｻｳﾝﾄﾞ 心は落ち着き過ぎる
騒ぎ立てるような叫び
もっと もっと
奔(はし)る痛みが僕を侵していく
ゆっくりと目を閉じるんだ そうすれば 何も感じないで済むはずさ
終わった頃に呟く 申し遅れた“拝啓 君へ”
訳もなく狂おしいんだ 闇に融けた止まらない暴走列車
気持ちの奔流(流れ)で空っぽの心、満たしていくんだ
手繰り寄せるように “終り”
そっと そっと
「修正不可・思考硬化・燃え盛る業火
指定時間・止まる瞬間・記憶散乱……」
黒い世界が僕を誘う
静かに目を閉じた時 誰かの声が聞こえる でも もう遅いと分かってる
奔る痛みが僕を侵してく
ゆっくりと目を閉じるんだ そうすれば後悔なんかしないだろうから
終わった頃に呟く もう届かない“拝啓 君へ”
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