学園へ

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まぁ、その通りなんだけどね。 ディアナ 「それじゃ、半分ずつで良い?」 アポロ 『ああ、かまわねぇ。』 それじゃ、始めようか! ディアナ 「来て、ツクヨミ!」 まず、私の魔武器の弓、ツクヨミを呼ぶ。 ディアナ 「〈スピアニング〉、〈デストラクション〉!」 この二つの魔法、貫通させる力と当たった物を破壊する力にツクヨミの能力、魔力で作った矢を自在に操作出来ると言う力を合わせれば、この位の魔獣と魔物は基本的に一撃で倒せる。 実際の所、一体だけならデストラクションは使わなくても良いんだけど、何体も貫通させるなら流石に使った方が確実だからいつもこの二つを唱える。 まぁ、ドラゴンとかになるとどこでも貫通とはいかないけど、それでも矢の半分位は大体刺さる。 ディアナ 「……シッ!!」 魔法を唱えてから、魔力の矢を作って引き絞り、放つ。 その矢はリザードマンの体を貫通、腕を、体を、頭を破壊しながら私のイメージ通りに動き回り、大体半分を殺した所で矢を爆発させると最後に刺さったリザードマンの体ごと爆発した。 ディアナ 「それじゃよろしく、アポロ。」 そうして私とアポロは入れ替わり、私が潜ると同時にツクヨミも消える。ツクヨミは私の武器。アポロの武器は別にある。
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