学園へ

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アポロ 「おう!来い、カグツチ!!」 アポロの魔武器の双剣、カグツチはツクヨミが金色なのに対して真紅に染まっている。 能力は、火属性最上級クラスの火をリスク無しに自在に操る力。まぁ、陽属性を使える事を考えると納得出来るかな? アポロ 「行くぜェッ!!」 アポロはそう叫んで、リザードマンの群れに切り込んで行く。 リザードマン達は盾で防ごうとするも、カグツチの刃は常に炎を纏っていて、かつ冷えていてもかなりの鋭さを誇るため、リザードマンが持っている盾や剣を溶かし切りながら本体も切り刻んで行く。 ディアナ 『相変わらず綺麗に動くよね、アポロって。』 アポロ 「あ?慣れればお前も出来るに決まってんだろ。お前の体だぞ?」 まぁ、そうなんだけどさ… ディアナ 『片手で持つ短剣ならまだしも、双剣となると左右の連携が上手くいかないんだよね……』 アポロ 「だぁから練習して慣れろって言ってんだろが。」 こんな話をしながらでも、アポロは淡々とリザードマンを切り続ける。
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