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ちなみに、名字の通り私も六大貴族の中のライト家の長女になる。
それはさて置き、アナベルがそんな理由で我が子を捨てるとは思えなかった。
帝になっている事から分かるように、親切で人当たりのいいあのアナベルが……
女の子
「外面は良いようだがな、あの時のアイツの面と言ったら、醜いとしか言え無かったぜ?笑える位にな!」
くく、あははははは!と女の子が笑いだす。
信じられない………
アステラ
「そういえば、あなたの名前は?」
女の子
「くくくっ…ん?ああ、名前か?俺はアポロ。そんでもって…」
と親指を立てて自分の胸に向ける。
「コイツはディアナだ。」
……はい?どういう事?
アポロ
「予想通り、訳分からなそうだな。
俺とディアナの関係は…なんつーかな、二重人格って奴だと考えてくれ。
俺の人格は男で、属性は…陽って言った方が分かり易いか。
んで、ディアナがメインの人格で、当然女。属性は月と覚えとけば問題ない。」
……『陽』属性と『月』属性?聞いた事もない属性なんだけど……
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