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私が知ってるのは、火、水、雷、風、闇、光。教科書にだって陽属性と月属性なんて載って無かった。
アポロ
「陽属性は高威力の魔法が多い、殲滅に特化した属性。
月属性は、主にサポートをメインとした属性だ。
ちなみに、陽と月を持つ奴は魔力値が今の人間の魔力値に比べて遥かに高く、他の属性に比べてコントロールも難しいから、他の属性の魔法も使えるようになる。後は、初級とか中級みたいなランクが無いってとこだな。」
何か凄い話が聞けたけど、一つだけ気になる事があった。
アステラ
「今の人間と比べてって、なんで分かったの?」
アポロ
「あー…どこだか忘れたが、どっかで読んだ本に書いてあったのさ。陽と月についてな。
んー……疲れたから、俺はそろそろ潜るぜ。あんた、名前は?」
アステラ
「そう言えば、まだ言って無かったね。私はアステラ・ライト。今の光帝で、『星の輝き』ってギルドのマスターをやってるの。」
アポロ
「へぇ、ギルドマスターか。気に入った、俺達を住ませてくれないか?
俺はともかく、コイツはまだまだ力不足だ。鍛えるためにも、ギルドに住ませて欲しい。」
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