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ミラ「はあーあ、アヤちゃん風邪治らないかな……」
アヤがいないので退屈しながら学校に向かっていると……
?「きゃー!」
ミラは女の子の叫び声を聞いて駆け寄ると……
男の子「ほーらどうした!よわむし!」
男の子が女の子をいじめていた!ミラは
ミラ「やめろ!」
ミラが女の子を叩こうとした男の子を抑えて怒った。男の子はミラに怯えたのかすぐに逃げた。
ミラ「大丈夫?」
女の子「うん……ありがとう。」
ミラ「あれ?君、見慣れない顔だね。転校生?」
女の子「ええ。今日からなの。」
ミラ「僕、ミラっていうんだ。きみは?」
モエ「私は、モエっていうの。」
ミラ「よろしくね!モエちゃん。もし良かったら一緒に学校行こう!」
ミラの差し伸べる手にモエは
モエ「うん!」
モエは元気に返事して学校に向かったのだった。
一方、風邪で寝込むアヤは……
アヤ「ケホッ!クシュン!」
アヤはくしゃみと咳をしつつ、熱は37℃5分まであった。そこに
アヤの母「アヤ、あなたにお客様よ。」
アヤ「えっ?」
ミラかと気になる彼女の前に現れたのは
ミッキー「こんにちは、アヤちゃん。」
何と、ミッキーが来た!
アヤ「あなた……だれ?」
ミッキー「僕は、ミッキーマウス。ミニーの友達さ!」
アヤ「ミニーお姉ちゃんの友達?」
ミッキー「うん。本当はミニーが来るはずだったんだけど、彼女、ちょっと用事が出来て代わりに僕が行くことになってね。君の話はミニーから聞いてるよ。ミラ君と仲がいいんだって?」
アヤ「え?まあ……」
アヤは顔を赤らめて答えた。そんなミッキーは
ミッキー「あっ、もしかして熱上がっちゃったかな?熱計ってみる?お絞りもあるよ。」
ミッキーは慌てる。
アヤ「………」
アヤは自分を見舞いに来るミッキーに夢中になっていた。
ミッキー「お見舞いのイチゴもミニーから預かってたんだ。彼女が君はイチゴが好きって言ってたから。」
アヤ「ミッキーお兄ちゃん。」
ミッキー「なんだい?」
アヤ「お見舞い来てくれてありがとう……あと、ミニーお姉ちゃんに、イチゴありがとうって伝えて……」
ミッキー「うん。ミニーに伝えておくよ!アヤちゃんも風邪なおさないとね!」
アヤ「うん。」
ミッキーは帰りました。そしてアヤはいつの間にかミッキーに夢中だった(無論ミニーとミッキーが恋人同士なのは知らない)。
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