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京介「…ん、あれは?」
京介は少し遠くを指差した。そこは封鎖エリアにちょうど入ろうかという所で、一人の女の子が立っている
京介「(あの制服はウチのだよな?バッチは…1年のか)」
…忘れられてるかと思うが、アカデミア・イースト校は胸元に学年を示すバッチをつけている
京介は歩くスピードを落とし、徐々にその女の子に近付いていった
女の子「私から行こうと思ったんですけどね~。」
京介「…お前が言ってんのはこいつか?」
京介は女の子に聞こえないようにAFに言う
AF「うん…気をつけてね」
京介「(全く危険な感じがしねえんだが…)」
女の子「へぇ~キレイなモンスターですね~」
京介「…見えんのか!?」
女の子「ボヤッとですけどね~」
女の子はニコッと笑った
京介「(なんか調子狂うな…)」
女の子「精霊ちゃんがもう一匹いますね~。隠れてないで出てきてくださいよ~」
女の子が京介の後方を指差した
千秋「………」
京介「お前…つけてたのか?」
AF「(実体化もしていない精霊を見破った…)あなた…何者なの?」
女の子「君達の敵でしょ?だから私を探してたんですよね~?」
京介「…一体どういうことなんだ?掴めん」
女の子「デュエルしてみれば分かるんじゃないですか?」
女の子は目の前にデュエルディスクを出現させた
京介「(また厄介なことに巻き込まれてる気がする…)」
京介はウンザリしながらもデュエルディスクをセットした
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