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…ミゼラ(美来)との戦いの次の日…
遊斗「よう!京介…なんだ?やけにグッタリしてんな~」
京介「遊斗か…今日一日はほっといてくれ」
京介は遊斗の反対側を向く
遊斗「なんだよ~!千秋の奴も様子が変だったし……」
京介「…………」
遊斗「…わかったよ!じゃあな!」
遊斗はそう言うと京介とは離れた席についた
千秋「………」
…放課後
京介と千秋は特に待ち合わせをしたわけではないが、ミゼラとデュエルをした森にて鉢合わせていた
千秋「…また美来みたいな子と戦うことになるのかしら?」
京介「奴の話を聞く限り、そうなんだろう…もっとも精霊のカードとやらを持ってるのは俺達だけじゃないがな…」
千秋「………」
京介「あんまり気にすんなよ、とは言わねえ…気負い過ぎるなよ」
京介は千秋の肩を軽くたたき、その場を去っていった
…千秋は京介がいなくなったことを確認すると右腕の袖をめくった
そこには、龍をかたどった痣ができていた
千秋「(右腕の痣…これはおじいさんの話で聞いた…)」
千秋は右腕の痣をギュッと左手で握りしめた
千秋「お母さん……………」
千秋は小さな声で呟くと、また袖を戻しその場をあとにした
…京介と千秋により脅威は振り払われた。しかし、この戦いはまだはじまりにすぎないのかもしれない…
次回に続く!!
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