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ハル「…この私に向かってバカとは、口のきき方も相変わらずなってないわね~」
冬夜「おかげさまで…」
ハル「それはそうとあんた!…さっき随分偉そうなこと言ってたわね~?」
冬夜「…な、何のことかな~」
冬夜はとぼけたふりをする
ハル「2年になんて絶対負けるわけない、だっけ?私も入ってんのかしらね~?」
冬夜「あれは…姉貴以外ってことでだな…」
ハル「私以外ね~。いいわ!実際にやってみなさいよ!!」
冬夜「…はっ?」
ハル「だから、実際に2年とデュエルしてみなさいってことよ!」
冬夜「んな突然言われても…それに相手もいないだろ?」
ハル「そこはな~んにも心配いらないわよ!任せなさい!!」
ハルは胸をポンと叩く
冬夜「(ハア~こうなったら止まらないんだよな…。仕方ねえ…)わかった、やるよ」
ハル「よしっ!じゃあさっそくいくわよ!!(これは楽しめそうね)」
冬夜「今からかよ!?」
ハル「と~ぜんよ!!全ては思いついたら即実行!!」
冬夜「何も変わんないんだな…やっぱり」
ハルは冬夜を誘導して歩きはじめる
…その歩く道では、生徒に会う度々にハルは声をかけられていた
冬夜「(随分人気者になったもので……中学時代はほとんど1人でいたくせに…とりあえずオレは目立ちたくねえ)」
冬夜はなるべく顔を隠しながらハルについていった
…喫茶アカデ・イースト…
ハル「はい!到着!!」
冬夜「喫茶店?…ボロボロだな」
ハル「細かいことは気にしちゃダメよ!さぁ、いらっしゃい!!」
ハルは冬夜の腕を乱暴に引っ張って店内へと入っていった
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