50話-春と冬

4/9
前へ
/379ページ
次へ
ハル「いた、いた!」 遊斗「おう、ハルか!!」 憲二「ハルさん、こんにちは」 翔太「…」 店内では遊斗と憲二がデュエルをしていて、翔太は参考書を真剣に読んでいた さらに奥の方で京介が睡眠をとっている… 遊斗「あれっ?そいつ…一年生か?」 遊斗は真っ先に冬夜に気付く ハル「フフフ……私の弟よ!!」 一同「弟!!!?」 4人は声を合わせて叫んだ ハル「何よ?そんなに驚くことなの?」 遊斗「(コイツの弟って…)」 翔太「(やっぱりバケモンじみた能力の持ち主なのか?)」 京介「(…めんどくせぇ)」 それぞれがそんなことを考えてると… 冬夜「オレは"冬夜"。よろしく…お願いします」 冬夜は軽く頭を下げた 翔太「(敬語が使えてる…意外といい奴そうだな!)」 ハル「さっそくだけど……遊斗!!冬夜とデュエルしてあげて!!!」 遊斗「俺??」 遊斗は戸惑いながら自分を指差す ハル「そうよ!冬夜が相当自信があるみたいでね…もちろんいいでしょ?」 冬夜「(ったく…はっきりそんなこと言うんじゃねえよ…)」 遊斗「自信アリか~、いいぜ!やろう!!」 遊斗は机に広がったカードを集めデュエルディスクにセットした 冬夜「(軽っ!)」 ハル「よしっ!そうと決まれば外でデュエルよ!!」 …こうして遊斗の一つ返事で冬夜VS遊斗でデュエルをすることになった 冬夜「(全く…さっさと勝って帰るか)」 遊斗「よろしくな!(ハルの弟か~、強いんだろうな!)」 ハル「遊斗…しっかり頼むわよ。」 ハルは冬夜に聞こえないように遊斗に言う 遊斗「(なんだ?…言われんでも全力だがな!)」 冬夜「さて…やりますか…」 遊斗「いいぜ!一年とは初デュエルだ…2年の名誉にかけて負けない!!」 「デュエル!!!!」 遊斗VS冬夜のデュエルがはじまった…
/379ページ

最初のコメントを投稿しよう!

222人が本棚に入れています
本棚に追加