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とりあえず着替えて階段を降りた。
すると四角いテーブルに四つの椅子、そしてその向こうにキッチンがある。
そこにはいつものように母の後ろ姿があった。
テーブルにはサンドイッチとミルクが置かれている。
「ロバート早く食べてしまいなさい。」
母の急かすような声。
だが心配ない、それもいつものことなのだ。
ふとTVのニュースが目に入った。
どうやらまたポルクスタンが小国に核を投下したらしい。
「怖いわねぇ~。また核ですって。」
どこか呑気な母の言葉にロバートが続ける。
「次の標的をカストリアに定めてるって噂もあるみたいだよ。」
「そんなのただの噂でしょ。いくらポルクスタンでもこの大国に喧嘩を売るような真似はしないわよ。でもそんな噂が出てくるなんて世も末よねぇ~。」
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