中千本

2/8
前へ
/26ページ
次へ
いわゆる門前町を、ひたすらに続いた。 が、道が細いのになんで自動車がやたら通過するんだ。 ここいらの住民のでは、なさそうだ… 土産は何にするか、後でじっくりことこと悩めば良いと思って、さっさと歩いた。もうすぐ中千本だ。そこには役行者が開いた…金峯山寺がある。 蔵王権現を臨む… その瞬間、きっと我が心身は有り得ない程に清らかになるだろう(とはいうが第六感とか霊感の類でなく、単に芸術品に込められた古人の情熱で)。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加