新しい場所と少女

16/25
前へ
/47ページ
次へ
それからチャラたちは僕のことをボコボコにして立ち去った。 まあ彼女を助けただけよしとしよう。 しかしなあ、顔がいたいな~。 多分今の僕の顔あざだらけで酷いだろうな…。 もともと酷い顔なのに+α加わったもんな…。 自分でも想像つかないし。 愛梨「あの、大丈夫ですか?」 ミッチェル「ああ、大丈夫平気だよ!……いてっ!」 何故か知らないが愛梨は僕の顔に触れていた。 愛梨「やっぱり平気じゃないじゃん!近くに私ん家あるから手当てしてあげるよ!」 えっ、マジで? こんなかわいい子の家行けるの? しかも手当てまでしてもらえるし! めっちゃええやん!!! なんなら毎日チャラたちに顔殴ってもらおうかな。 ………いややめよ。いずれポケ〇ンのベト〇ターみたいになっちまう! 愛梨「あの大丈夫ですか?さっきから顔がにやけたり、悩んだりしてますけど?」 あっ、僕って顔にでやすいタイプだったんだ。 ミッチェル「大丈夫だよ!でも平気なの?こんな知らない男、家にいれちゃて?」 愛梨「確かにそういわれればそうですね!じゃこの辺で!」 そう言うと彼女は東の門を出て行った! えっ、嘘!? 確かにそうはいったけど、そこ受け入れちゃうの? マジで気分がブルーになった。 例えるなら、温かい風呂に入ろうとしたら、底の方は水だったパターンのやつや。 僕はそう思いながら自分ん家目指して帰った。 ちなみに家を探してたら二時間はかかった……。 あとから聞いた話しだが、親父はこっちへくるまえから家をかっていたらしい。 そういうのは最初にいえよ!
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加