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ミッチェル「あぁ~やっぱり引っ越しってめんどくせ~」
親父「文句を言わずに働けこの馬鹿息子!」
どかッッ!!!
ミッチェル「いって~なんでこれだけのことで息子に手をだすんだよ!」
親父「手じゃないもん足だもんね」
「………………」
ミッチェル「このへりくつじじぃが」
親父「なんかいったか」
ミッチェル「いえ何にもございません」
改めて説明する僕の名前は山田ミッチェル。アメリカ人とのハーフ。
でこのへりくつじじぃが山田剛一応僕の父だ。僕がハーフなのは母の影響だ。ただ僕は母の姿を一度もみたことはない……。親子がいうには母はもうお星様になったんだよっていわれた……。
まあ親子も頑張ってるし何不自由なく暮らしているし幸せだ。そんな父になりたいと僕は思うのは秘密ってことでよろしく♪
親父「こらぁ~働け馬鹿息子!」
ミッチェル「前言撤回」
親父「なんかいわれたような…」
ミッチェル「気のせいだよ」
親父「まあいいところでミッチェルこの町のシンボルの松の木見たか?」
ミッチェル「なにそれ初耳なんなんだけど」
親父「そりゃそうだ初めていったんだもん」
いちいち腹立つな~
親父「まあいい今から休憩にするからみてくるがよい」
………何様?
ミッチェル「なんで松の木なんかを?」
親父「まあそういわず見てこい市長がいってたぞ松の木をとったらこの町になにも残らないって言ったほどだ!」
ある意味やばくね?てかどんだけ松の木を大事にしてんだよ!まあ暇だし散歩ついでに見てくるか
ミッチェル「あぁわかった行ってくるよ場所はどこ?」
親父「場所はそこを右に曲がりそうで曲がらないで、次の信号を左に曲がらないでそれから……」
ミッチェル「要するに?」
親父「ずっーと真っ直ぐにいくと山があるからそこの頂上」
ミッチェル「サンキュー♪」
僕はそういうと松の木に向かいはじめた。今思うと僕達は運命の赤い糸で結ばれていたんじゃないと思う…
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