新しい場所と少女

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 こんなくだらないことをやっていたらいつの間にか家についていた。  今思うと、結構自分の家からあの山まで近いんじゃないか?まあ、いいや。家の中にはいろ。 親父「馬鹿者!!引っ越しの作業サボリやがって!今日は家にいれん!その辺で寝てろー!!」  そういわれた僕は入って1分もしないうちに家から追い出された…。 何故???松の木見てこいっていったの親父じゃん。行ったことある人ならこんぐらいの時間かかるってしってるハズでしょ! でもまあ、いいや。財布もあるし携帯もあるし。 その辺のんびりしながら寝られる場所探すか……。 ………つーか僕ここら辺分かんねー。どうしよう、ここら辺に公園見なかったし、コンビニどこにあるか分からないし…。 そうだ。あの松の木の辺り確かベンチあったよな!今日はそこにいくか! でもめんどいな。またあの山登るのかよ!でもいくとこないし、ここら辺分かんねーし……行くか。 はぁ…。  やば!暗くなってきているぞ!早くしなくちゃ道が分かんなくなるぞ!急がなきゃいかんぞ。 こういう時にな、あの、青い猫型ロボットがいたら、『タケ〇プター』や『どこでも〇ア』で頂上までいけるのにな………。  やば!ほんとに暗くなってきた!急げ~!このあとやっぱり、死にそうになりながら頂上まで走ったのは言うまでもない……。
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