ネズミと子猫とかくれんぼ

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その日はかくれんぼをしていました。鬼は子猫です。子猫は、「ごぉ、よん、さん…」と数えていき、ぜろまで数えると、 「もーいーかぁい!」 と、叫びました。 ですが返事がありません。子猫はもう一度叫びました。 「もーいーかぁい!」 ですがやっぱり返事がありません。心配になった子猫は、そのまま探し始めました。ところがどこにもいません。 しかたなく、その日は帰りました。 つぎのひ、再び空地を訪れると、ネズミがいました。子猫は、昨日のことがあり、少しおこっていました。 「ネズミさん!昨日はなんでいきなりいなくなっちゃったのさ!」 ネズミはいきなりおこられ、黙ってしまいました。子猫は、まだおこっています。 「なんでいきなりいなくなっちゃったの!黙ってたんじゃわからないじゃないか!」 子猫はいつまでも話してくれないネズミに呆れ、帰ろうとしました。
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