🍀現在と過去に囚われる者🍀

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義之「『夢幻』………それってどういう力なんだ⁉⁉」 てと「………五大魔法の操作と融合能力です。」 さくら「それって❗⁉めちゃくちゃすごい能力じゃ❗⁉」 渉「そうなのか⁉義之⁉」 義之「俺にきくな💦」 てと「五大魔法には優劣関係が存在していますが……兄さんの力を使えばそれに関係なく、魔法同士を融合できます……たとえば水と炎を融合するなど。」 ななか「ふつうなら炎が消えるけど、氷くんなら保ってられるってこと⁉」 てと「そういうことです✨」 さくら「………つまり、氷君の魔法と君たちを融合させてたすけたってことかな⁉」 てと「はい✨」 義之「❗魔法と融合❗⁉」 さくら「つまり、死にかけた体に構成要素である魔力を融合させることで、その命を救ったんだね✨」 由夢「そんなこと、可能なんですか⁉」 さくら「ボクには無理だよ💦氷くんにも相当な負荷がかかったはずだし……」 てと「はい。私たちを救うため、魔力が半減しているはずです。」 義之「半減って……」 ななか「……それで、みんな魔法が使えるんですね⁉」 てと「さすがに、白河さんは枯れない桜のこともあったようで理解が早いですね✨✨」 小恋「ど、どういうこと⁉」 茜「さっぱり~😖😖」 杏「……5人がそれぞれ、五大魔法の1種類ずつの属性をもってるってことじゃないかしら⁉」 なるほど、確かに、そう考えるのが妥当だな✨ てと「はい。そういうことです。」 さくら「……でも、それと氷くんが瑞姫ちゃんを避ける理由とは違うよね⁉」 てと「………それは…」 瑞姫「……兄さんの過去にあるんですよ…………『私』が。」⁉ 義之「…意味がわからないんだけど……」 瑞姫「私といっても、中身は完全に同じじゃないですけど…外見がまったく同じの『瑞姫』という女の子は、兄さんの過去に存在していました。」 由夢「それって……生まれ変わりってやつですか⁉⁉」 瑞姫「そう思ってもらってかまいません……そして、その『瑞姫』は兄さんの………        許婚でした。」
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