一日恐喝

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あの恐怖の体験から、次の日。 「越後、はよー。」 俺はいつも通り登校した。 「おー。山田 はよ。」 「誰だよ!?山田って誰だよ!?俺は八谷だからね!!」 「いやー。だってお前、山田顔してるし。」 「どんな顔!?」 「地味で普通な顔。」 「やかましいわ!!!!」 そんなこと、自分が一番わかってるわ!! 「もーお前、山田に改名しちゃえよ。」 「嫌だよ!!そんな理由で改名してたまるか!!」 顔が山田顔してるだけで、山田になってたまるか。一応気にいってんだからな、この名前。 ミスマッチだけど。 あっ。 「そーいや、昨日のデートどうだったワケ??」 興味津々。 「あー。ラブホに直行。」 「死ねよ!!まじで!!」 理不尽だよ!! 理不尽だよ神様!! 神様コイツに天誅を!! そーだ!!!!!
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