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リインフォース「はい。この世界の正しい歴史とは、この機動六課はすでに解散し、皆がそれぞれの道を歩んでいるんです。・・・それに、アリシア・テスタロッサにそこの四人、彼もこの世界には存在していません。」
リインフォースがアリシア、雪蓮達四人、裕を見て話す。
「!?」
リインフォースの説明に、皆が驚き目を見開かせる。・・・今の自分達が、リインフォースの話した歴史から大きく異なっている事を知り、驚いているのだ。
フェイト「・・・リインフォースの話が正しいなら、この私達が今居るこの世界は何なの!?」
若干狼狽えながら、フェイトがリインフォースに話し掛ける。
リインフォース「それについては今から説明する。・・・次に私が言った『外史』についての説明をします。外史とは、簡単に言えばパラレルワールド・・・並行世界の事です。私達が今居るこの世界も外史の一つです。並行世界についての説明は・・・」
はやて「大丈夫や。並行世界も裕君から聞いた事があるわ。せやから、・・・・・・」
はやてがそう言って、説明を飛ばそうとするが、
雪蓮「ちょっと待ってよ。・・・私達はその『外史』とか『並行世界』って言うのが分からないんだけど。」
雪蓮がはやての言葉を遮る。雪蓮の言う私達とは、雪蓮、蓮華、霞、月の四人の事である。
はやて「あっ、そうか。雪蓮さん達には分からんか。」
リインフォース「そうですか。・・・なら、並行世界についての説明をします。並行世界とは、その名の通り『並行して存在する別の世界』の事です。」
リインフォースが、雪蓮達に並行世界についての説明をする。
霞「並行して存在する?」
リインフォース「そうです。並行世界と言うのは、『if』の世界、・・・『もしもの世界』でもあります。」
蓮華「もしもの世界?」
リインフォース「はい、そうですね。・・・並行世界とは、こことは似て非なる世界が無数に何通りもあると思ってください。・・・今ので、大体分かりましたか?」
リインフォースは一旦喋るのを止めて目線を雪蓮達に移して、顔色を伺う。
雪蓮「あぁ、何て言うのかしら、」
霞「世界とか言われても、規模が大き過ぎて分かりにくいわ。」
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