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リインフォース「話を戻しますね。・・・意識共有のコントロールが出来るようになった私は、何もする事が無かったのでその能力を使い、長い時の間、外史の私の記憶を見ていたんです。・・・・・・一人しか居ない空間の中で外史の記憶を見始めてから、気が遠くなる程の長い時が経ったある日、私は出会ったのです。」
なのは「出会った?・・・一体、何と出会ったんですか?」
リインフォース「・・・私が出会ったのは、・・・彼の、彼の前の代に当たる『世界の守護者』と出会ったんです。」
「!?」
リインフォースが最後に言った『世界の守護者』と言う言葉に、皆が驚いた顔をしながら、ベットで寝ている世界の守護者・・・裕を見ていた。
はやて「裕君の前の代の世界の守護者やて!?そんなのが居ったんか。」
リインフォース「はい。私は、その先代の世界の守護者に、世界の守護者の証であるカードデッキと蒼い玉を貰ったんです。」
スバル「カードデッキって、裕兄の腰にいつも有ったアレの事ですか?」
リインフォース「はい、それの事です。・・・私がその二つを渡されると、私の足元に見た事のない魔法陣が展開され、私が居た空間から出たんです。」
はやて「見た事のない魔法陣?・・・それは、どんな形やったんや?」
リインフォース「・・・その魔法陣は、二重の円形をした魔法陣で、その円形の中には見た事も無い文字が無数に描かれていました。」
はやて「そうか。・・・リインフォースは、その魔法陣の力で裕君の居った世界に跳ばされたんか?」
リインフォース「はい。・・・ですが、跳ばされていた際に敵が現れてしまい、敵に襲われてしまったんです。・・・その時に、蒼い玉は砕け、その破片や欠片は数ヶ所に散らばってしまい、カードデッキの中にあったカードの一部も奪われてしまったんです。」
リインフォースは、その時の事を思い出したのか、悔しそうな顔をしながら、手を強く握り締めながら語っていた。
リインフォース「そして、私の身体も傷付き、彼の世界に跳ばされ記憶を喪い・・・」
リインフォースが話をしている最中に、リインフォースの髪の色が変わり、
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