明かされる正体、過去

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美咲「今のは私のレアスキル『能力擬態』(アビリティ・コピー)・・・これの能力は、第三者のレアスキルや魔力光などを少しの間だけ、自分の力として使う事が出来るようになるんです。」 はやて「相手の力を自分の力に・・・そんなレアスキルが存在してたなんてな。」 スバル「あの、さっき『守護の本棚』って言ってましたけど、守護の本棚ってなんですか?」 美咲のレアスキルに皆が驚いていたが、その時スバルが美咲に質問をする。 美咲「守護の本棚とは、世界の守護者が手にする能力の事で、その能力は全ての並行世界も含めた、世界の記憶情報の全てを閲覧する能力です。」 「!?」 美咲の言葉に皆が驚きの表情を浮かべる。 美咲「・・・あまり時間を掛けたくないので、さっさと行きますよ。能力、守護の本棚、発動!!この部屋に居る者達も守護の本棚の世界に!!」 その言葉と同時に、医務室全体に巨大な魔法陣が出現する。すると、魔法陣が強い光を出した。なのは達は眩しさから目を瞑った。その瞬間!!・・・裕を除いた、他の皆の姿が一瞬にして消えてしまった。 ------------------------------ なのは「・・・・・・あれ?ここは一体、どこなの?」 目を瞑っていたなのはが目を開けると、なのはは驚きの声をあげながら周りを見渡す。なのはに続くように、他の皆も目を開き辺りを見渡す。 今なのは達が居るのは、真っ白で、地面も天井も無い広い空間だった。 美咲「この空間は、守護の本棚を使用する時に本来は精神だけが訪れる場所です。そして、・・・」 ババババババッ!!!! いきなり、無数の本が収まっている無数の本棚が上から降り出した。 美咲「この無数の本棚の中に収まっている本、一冊一冊に様々な情報が詰まっているんです。」 そう言って美咲は、近くにあった本棚の中から本を一冊取り出す。その本には、『リインフォース』と書かれていた。 美咲「例えば、この本には『リインフォース』と書かれています。この本の中には、リインフォースについての情報や記録などが書かれているんです。」 美咲は『リインフォース』と書かれた本を本棚に戻す。
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