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どんな時でも返ってくる壁の音に僕は親近感がわいた
時には安心感さえあった
落ち込んだとき壁を叩いた。ドンッと。
ドンッと返ってくる音は励ましてくれてるようにも感じた
もしかしたら隣人も同じ気持ちなのかもしれない
孤独な独り暮らしで人付き合いの苦手なために友人もいないどころか外に出ることさえ恐ろしい隣人はこの壁を通じて僕とコミュニケーションをしようとしてるのではないだろうか。
苦手なだけなのだ。嫌いではないのだ。だからこんな不器用な方法で自分をアピールしているのだと。
それからも僕は壁を叩き続けた。時に言葉をのせて
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