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今日もいつもと同じようにホームルームが終わると直ぐに鞄を手に取り部室に走って向かう。
そんな途中………
痛めた足を捻り転んでしまった。
杏「…ッ…いたぁ」
うっすらと涙で視界がぼやける。
痛くて立てない。
そう思いながらも大会までに足がもつか不安がよぎる。
大会は明後日なのに…
杏「よし…大丈夫大丈夫」
そう自分に言い聞かせて立ち上がろうとした。
杏「…ッ…」
ダメだ痛くて立てないどおしよ…。
そう思ったとき
綾瀬「大丈夫?」
心配そうな顔をして私に駆けよってきてくれたのは同じクラスの綾瀬龍騎くんだった。
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