降ってきた魔法少女

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「あ、あうう……ごめんなさい……ええっと」 「名波康太……僕が話すプロフィールはこのくらいだ。さあめあり、魔法少女について話して貰うよ」 「うんっ……よろしくね、康太くんっ」 誰も挨拶しろとは言ってないだろ……いい娘ではあるんだろうけどさ。 「えっと……なにから話せばいいのかな……あっ、魔法少女について、だよねっ!私、龍殺覇王流の次期当主で、妖精のかーくんと契約して魔法少女になって、スピットを封印するお仕事をしていますっ」 「なんでだああああああ!」 僕は叫んだ。力の限り。 「龍殺覇王流ってなんだ!?いやそれよりもなんでそんな奴が魔法少女なんかやってんだ!?魔法少女じゃなくていいじゃん格闘少女でいいじゃん!」 「うわわわ、お、おちついてよ康太く~ん!」 暴れ出しそうになる僕を、めありは必死に宥めている。 残念ながら、僕には落ち着いてキミの存在にツッコむ自信は無い!
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